GM
はーいでは
GM
DoAかけひきシナリオ「◯す」 始めていきます
GM
よろしくおねがいしまーす
ウツツ
よろしくお願いします!
アルバトロス
おねがいしま~す
ユルス
よろしくおねがいします~!
GM
~導入~
GM
堕落の国
GM
この世界において、救世主と呼ばれる者達は常に命の奪い合いを宿命付けられる。
GM
30日に1度。その「期限」の間に命を一つ。
GM
ノルマをこなせなかった救世主を待つ運命も、また一つ。
GM
その定めに抗うため、或いは抗いようがなかったとしても、今日明日の命を繋ぐため、殺し合いは続けられる。
GM
 
GM
ここはどこにでもある、どこまでも続く荒野の最中の村の一つ。
GM
最寄りの街までは距離もあり、人気の多い場所とはとても言えないところに、今3名の救世主達が集っていた。
GM
そしてその眼前に倒れ伏すのは、無数の亡者の死骸。
GM
その亡者……”ロースカツの亡者”は、その莫大な個体数でもって近隣の麦の亡者や米の亡者を食い荒らしていた。
GM
だがそれも今、たまたまこの場に集った救世主達の即興の連携によって討伐された。
ウツツ
ロースカツの亡者の元に行く前に、逃げてきた米の亡者や麦の亡者とも戦わないといけないので大変でした。
GM
勿論犠牲も消耗も大きく、あたりに散らばるのは亡者の死骸ばかりではない。
GM
もはやこの村には、村の存続が可能な数の末裔は居ないだろう。
GM
それでも、なんとか生き残る事はできた。故に末裔達は救世主達に感謝を捧げ、ロースカツでもって精一杯の歓待を行う。
GM
だが、久しぶりにありつけた食料に一息つく暇もなく。
GM
今はもう居ない村長の家で休息を取る救世主達は、一つの議題に触れざるを得なかった。
GM
即ち────「期限」について。
アルバトロス
(ヤベ~~ッスねぇ)
アルバトロス
(腹は死ぬほど満腹でノープロブレムッスけど、もうそろそろ一ヵ月……)
ウツツ
「ふう、ごちそうさまでした」
手を合わせて、用意をしてくれた末裔に一礼。
ウツツ
「こんなに肉を食べたのは久しぶりです。不幸中の幸いでしたね」
ユルス
ギットギトのベットベトになった手やら袖らをその辺の布で拭いています。
ウツツ
「さてさて」
救世主達に向き直る。
アルバトロス
テーブルに足を放り投げてリラックスしてる。
アルバトロス
内心は穏やかではない。
ウツツ
「ロースカツの亡者を倒すのに、結構時間がかかってしまいましたねぇ」
アルバトロス
「ッスねえ~」
GM
生き残りの末裔達は、今は村の中で出立の支度をしている事だろう。
ユルス
「聞いてたよりも大量でしたからね~」
ユルス
こんな場所で救世主が、それも二人。
GM
もはやこの村は放棄する他ないが、最寄りの村まで1週間。
GM
栄えた街までたどり着くには、更に1週間。
アルバトロス
「愚図な末裔のせいで弾無駄に使っちゃったッス」
アルバトロス
UZIの弾の半分は末裔の身体を貫いている。
ウツツ
「そういえば、アルバトロスさんの弾は心の疵で作っているんですか?」
アルバトロス
「ッスよぉ」
アルバトロス
「いくらでも……作れるッス」
ウツツ
「補給の心配がなくていいですねぇ」
ウツツ
いくらでも作れる、ということは、弾切れは期待できない。
アルバトロス
(もう作る気力もないッスけど、黙っとこ)
アルバトロス
(いざというときはUZIで殴って殺るッス……)
ユルス
頬杖をつき、話に耳を傾けている。
ウツツ
ユルスも、愛型の救世主とはいえ攻撃手段を持っている。
ウツツ
満身創痍の現状、どちらかをどうにかできるとは思えない。
アルバトロス
1だけ生えている才覚で、二人の救世主のことを考える。
……束になられたら敵わないだろうな。

あの眼鏡に攻撃を流されるし。
狂愛救済はちょっと怖すぎるでしょ。
ウツツ
「ここに来るまで、遠かったですよねぇ」
ウツツ
「ここに来るまでに時間がかかり、亡者を倒すのにも時間がかかった」
ウツツ
「……皆さん、期限が迫っているのでは?」
アルバトロス
「そッスねえ~!」
アルバトロス
「割とピンチ?みたいな?」
ユルス
「やや!」
ユルス
「お二方もそうだったんです?」
ユルス
「それはまた……」
ユルス
「幸運と言うべきか、不幸と言うべきか」
アルバトロス
「アッハッハ」
ウツツ
「ははは」
ウツツ
「で、まぁ、皆さんボロボロな訳です」
ウツツ
「今から裁判って気分には、ならなくないですか?」
アルバトロス
「お疲れッスねえ。今からやるとなると~、全方位に火が吹きそうッス」
HP1で背水が全体化するッス。
ウツツ
こわいな~
ユルス
こわいな~
ユルス
「そうですねえ」
ユルス
「ホントは寝首でも掻けたならよかったんですけどね~」
ウツツ
「あっはっは」
アルバトロス
「責務とやら?は楽に達成したいッスねえ!」
ウツツ
寝首でも掻けたならよかった、ということは、一晩も猶予がないということ。
ウツツ
まぁ、自分も同じなのだが。
アルバトロス
「うだうだして全員亡者化……なんてのは勘弁願いたいッス」
ウツツ
「最悪ですね~」
ユルス
「ははは」
GM
亡者との戦いの中で、互いの手の内は概ね割れてしまっている。
その実力が拮抗状態にあることも。
ウツツ
「ここは平和的に、話し合って一人に死んでもらうというのはどうでしょう?」
アルバトロス
(切り出しやがったッス)
ユルス
「……」
ウツツ
「どちらにしても、二人がかりで襲われては勝てませんしね」
GM
1人と1人であれば正々堂々と決着をつけることもあったかもしれないが、ここにいるのは3人。
ウツツ
「それなら自分は死にたくないし、生き残るのは自分に得がある方がよくありませんか?」
アルバトロス
「ヒャハハ。やるッスねえ~~アンタ……」
ユルス
「……なるほどねえ」
ウツツ
どうもどうも、と片手を上げる。
GM
テーブルには末裔達が用意した紅茶が残っている。
GM
裁判をする体力は残っていなくとも、お茶会の用意は十分。
ユルス
「確かに、フェアな方がリスクが少ないとも言えますね~」
アルバトロス
「話し合いで死ぬヤツ決める。いいじゃないッスか。理性的かつ卑怯臆病。うちのガッコでは優秀とされるッス」
ウツツ
「お褒めに預かり恐悦至極でございます」
GM
他に手段もないならば、望む望まざるに関わらず。
GM
それは静かな◯し合い。
GM
かけひきが始まる。
GM
~かけひき開始~
GM
小道具は使えないので 先制値決定から
アルバトロス
XXX
アルバトロス
1d+1 才覚は1あるッス (1D6+1) > 1[1]+1 > 2
ウツツ
1d6+3 優秀な私は……この場で最も才覚がある! (1D6+3) > 4[4]+3 > 7
ユルス
1d6+1 (1D6+1) > 3[3]+1 > 4
アルバトロス
才覚が1あったって食っていけねッス
GM
ウツツ>ユルス>アルバトロス
GM
情緒の上限(今回は3)を心の疵にそれぞれ割り振って下さい。
アルバトロス
悪に2、ねこちゃんに1割り振るッス。
ユルス
お金に1、神様に2です。
ウツツ
成功者に1、落伍者に2。
GM
このかけひきでは情緒が「増加するタイミング」で、「その時処理されている技能を使用しているキャラクター」が、どの心の疵に割り振られた情緒を増加させるかを宣言して頂きます。
GM
ハプニング表などによって増加する場合は、どの情緒が増加するかはランダムに決定されます。
GM
今回MOD「亡者爆発」の効果により
GM
情緒が爆発したキャラクターは即座に亡者化します。
GM
そしてMOD「犠牲」の効果により
GM
誰か一人が死亡/キャラロストした場合、その場でこのかけひきは終了します。
GM
では、以上を踏まえた上で
GM
*第1ラウンド 手札補充
ウツツ
* s3 h8 sJ
アルバトロス
*c8 cJ hJ
ユルス
*h5 h7 s10
GM
*第1ラウンド ウツツ
ウツツ
話し合いで殺す相手を決める。
本来口に出しにくい提案ではあるが、この程度の"駆け引き"を制するなど大したことではない。
ウツツ
それよりも重要なのは、どちらを生かすか。
残った方と次の村まで行動することになるだろう。それならば、十分に吟味したい。
ウツツ
「そういえば、自己紹介もまだでしたね。 改めまして、刀禰谷ウツツと申します」
ウツツ
「どうでしょう? お互いに、自分を生かすメリットを語りませんか?」
アルバトロス
「お、面接ッスか?」
ウツツ
「いいですね、面接ということにしましょうか」
アルバトロス
業界初の三角面接ッス
ユルス
「堅苦しいのは苦手なんですけどね~」
ウツツ
「まぁまぁ、呼びタメOKのラフなランチ面接という感じでも」
ウツツ
「ではアルバトロスさん、自己アピールをお願いします」
アルバトロス
「オレからッスか~」
ウツツ
「ア、ですからね~。50音順でもアルファベットでも早いですよ」
アルバトロス
「苗字は禍津谷(まがつたに)なんスけどね~ 名前勝負だと先ッスねえ~」
ウツツ
「ま、は結構遅いですね~」
ウツツ
「ユルスさんのフルネームによってはワンチャンありましたね」
アルバトロス
立ち上がる。
猫背で、ポケットに手をつっこんだままへらへらと笑う。
完璧な面接態度だ。
ユルス
「あいにくそんな大層な名ではないものでしてね~」
ユルス
下から数えた方が早い。
ウツツ
「じゃあアルバトロスさんが先ですねぇ」
ウツツ
猫背でポケットに手を突っ込んでいるなぁ。
アルバトロス
「泥亜腑露(でぃあぶろ)学園、出席番号19番ぁ~ん。禍津谷アルバトロス! 万引きと恐喝、何より……」
アルバトロス
「暴力が得意ッス!」
アルバトロス
「銃でぶちぬくのもいいし、馬乗りになって殴るのもいッスね!」
ウツツ
「おっ、暴力、いいですね~」
アルバトロス
「学園でもそうやって優秀な成績をおさめてきたッス」
アルバトロス
「堕落の国でも同じように評価されるポイントみたいでよかったッス」
ウツツ
「最終的に暴力は全てを解決しますからね」
アルバトロス
「そう。殴れる、蹴れる、撃てる。これ以上にアピールすべきモノはないッスねぇっ」
ユルス
「分かり易くて良いですね~」
ユルス
やんややんや。
ウツツ
「わかりやすく、強いアピールポイントですね」
アルバトロス
「オレが話し合いで『選ばれた』なら」
アルバトロス
「滅茶苦茶抵抗するッス」
ウツツ
「それは怖いですね~」
アルバトロス
「弾全部使って、死にたくねえ~~!!っつって」
ユルス
「怖いですね~」
ウツツ
「助かるために殺す話をしてるのに、抵抗されて殺されたらしょうがないですしね~」
アルバトロス
「可能な限り被害与えるッスよ!」
ユルス
「ははは」
ウツツ
「アルバトロスさんは元気がいいですね!」
アルバトロス
元気が一番!
ウツツ
「では次にユルスさん、自己アピールをお願いします」
ユルス
「あ~、私ですか」
ウツツ
「どうぞひとつ、よろしくお願いします」
ユルス
と、とかウとかのが早いと思うけど。
ウツツ
面接官なので。
アルバトロス
面接官ヅラが上手いッス。
ユルス
特に文句はありません。
ユルス
アルバトロスに倣って立ち上がる。
ユルス
「え~、ユルスです。神に仕えています」
ユルス
慇懃な所作で一礼。
ウツツ
どうもどうも、とこちらも一礼。
アルバトロス
一礼しながら中指を立てる(礼儀正しい仕草)
ユルス
「得意なことは祈ること。
 ……この世界では、人を癒すこととも言い換えられますね」
ウツツ
愛型の救世主がいると、長旅の時に安心なんですよね。
ユルス
「不肖、ほら、武器らしい武器は何も持っていないでしょう?」
ユルス
「暴力は、生憎あまり得意ではありませんが……」
アルバトロス
「武器もなしによく荒野を渡り歩けたッスねえ~」
アルバトロス
逆にやばい。
ウツツ
逆にやばい。
ユルス
「いや~! 運がよかったんですね~」
ユルス
「……え~ですので」
ユルス
「共連れにするには扱いやすい救世主と言えますね~」
アルバトロス
「なるほどぉ~」
ウツツ
「暴力は得意ではないとのことですが……、先の亡者戦では結構ボコボコやってましたよね?」
ユルス
「ははは」
アルバトロス
「なんかスッゲ苦しそうにしてたッス、亡者」
ユルス
「多分神の慈愛に耐えられなかったんでしょうね~」
ウツツ
「なるほど~」
ウツツ
「慈愛、怖いですね~」
アルバトロス
「愛って言葉が出たとたん大抵の奴は苦しい顔をするッスねえ~」
ウツツ
「急に愛を求められると困りますよね~」
ユルス
「愛、生きるのに欠かせないですよ~」
アルバトロス
もう今鳥肌が立ってるッス。
アルバトロス
アルバトロス(あほうどり)だから鳥肌も立つもんス。
ウツツ
鳥だ
ユルス
「免罪符一枚で罪が許されるのも~」
ユルス
「愛とかいうものありきですからね~」
ウツツ
「免罪符いいですよね~。 金さえ積めばなんとかなるところがわかりやすくていい」
アルバトロス
「あっ、その愛は便利ッスね」
ユルス
「ですよねですよね~」
ユルス
「と、まあ」
ユルス
「取り立ててのアピールポイントは、他にはございませんね」
ユルス
あとは……まあ……免罪符を売りつけられることとか……。
ウツツ
「ありがとうございます。 愛は力で金と考えると、心強い方ですね」
ウツツ
免罪符を売りつけられるのも、路銀稼ぎとして心強いし。
ウツツ
「……面接官役、どなたか交代しますか?」
アルバトロス
「はーい!!オレやるッス!!」
ウツツ
「ではお願いします」
アルバトロス
「うちの面接官はァ……こうだったッスね」
テーブルを拳でドンッ!!!!!と叩く。
アルバトロス
「お前、いる意味あるんスか?」
アピールどうぞ、と首で促す。
ユルス
礼儀正しい面接官だ。
ウツツ
これ相手の礼儀に合わせたほうがいいのか?
アルバトロス
各自のシマにならうといいッス。
ウツツ
柔軟だ
ウツツ
ポケットに手を突っ込もうとしていたがやめる。
アルバトロス
口を半開きにして目をギョロつかせ首を傾けてアピールを待つ面接官だ。
ウツツ
立ち上がり、背筋をぴんと伸ばして微笑む。
「刀禰谷ウツツです。前職では一般職に勤めていました。本日はよろしくお願いします」
ウツツ
「まず一般的な才覚型同様、先手を取ることと、誰かを妨害することは得意です」
ウツツ
「また隙をついて攻撃することにも自信があります。状況に合わせて幅広い対応が可能です」
ウツツ
「さらに今後のビジョンとして、堕落の国のインフラ整備を目標としています」
アルバトロス
インフラ……?
ウツツ
「この村で我々が孤立しているのも、ひとえに堕落の国の交通状況が悪いせいです。道路を整備することで、安全に救世主も末裔も移動することができ、物流による利益も期待できます」
ウツツ
「平たく言えば、金の匂いがします」
ユルス
「お金、いいですね~」
ウツツ
「どちらにしても、私は協力してくださる救世主を探しています。 今回私を殺さずにいてくれるのなら、長期的なお付き合いができるでしょう」
アルバトロス
「なるほど! 邪魔すること隙をつくこと、金を稼ぐこと!」
アルバトロス
「いいッスね、さっきも言ったけど卑怯なのは良いコトッス。通知表で4はカタいッス」
ウツツ
「ありがとうございます」
ウツツ
「あとは、喋ることも苦手ではないですね。 アルバトロスさん向けに言うのなら、騙すことにも自信があります」
アルバトロス
「ヒュ~。騙されたくないッスねえ」
ユルス
「怖いですね~」
ウツツ
「そんなところでしょうか。 皆さんお互いに質問などありませんか?」
アルバトロス
「あ! 気になることあるッス~」
ユルスのほうへ。
アルバトロス
「神ってなんスか? 何系の神ッスか?」
ユルス
「おっ、それ聞いちゃいますか~」
ウツツ
「確かに神にも色々ありますものね~」
アルバトロス
災いの神とか弱肉強食の神とか欲の神とか。
ウツツ
同じ神でも呼び方が色々あって宗教が違ったりもするし。
アルバトロス
俺はソッチ方面はやってないッス。
ユルス
「我々のところではですね~」
ユルス
「あなたの信ずるものが神である、とかいうですね~」
ユルス
「くっそアバウトな感じですね~」
ユルス
ふわふわした宗教です。怪しいです。
アルバトロス
「ふわっふわなのがきたッス」
ウツツ
「いいですね、争いが起こりにくそうです」
アルバトロス
「壷とか売りつけてきそうな匂いがするッス」
ユルス
「門戸を閉ざすと集金効率が悪いですからね~」
ユルス
「壺はちょっと露骨なので……」
ユルス
「お取り扱いは免罪符のみとなっておりますね」
アルバトロス
「よろず商売じゃなく免罪符一本でやっていくッスねぇ」
ウツツ
「なるほど、だからあんなに免罪符を……」
アルバトロス
免罪符のほうが露骨な気がするッスよね。
ウツツ
まぁでも人、救われたがりますからね~
アルバトロス
免罪とか名がついてるの、ろくでもねッス。
ユルス
罪、免れたいですからね~
ウツツ
ふむ、としばし黙考。
ウツツ
先に判定しよっかな
ウツツ
* sJ アルバトロスさんにアピール
アルバトロス
*hJ 誘い受けじゃあ!!!
ウツツ
*s3 誘い受け
アルバトロス
*cJ 誘い受け♥♥♥
ウツツ
* h8 誘い受け
アルバトロス
ユルスさんも1誘いどッスか?
ウツツ
どっすか?
ユルス
*h5 誘い受け
ユルス
しょうがないにゃあ
ウツツ
やった~
アルバトロス
記念誘い受けッッ
GM
①ウツツアピール>②アルバトロス誘い受け>③ウツツ誘い受け>④アルバトロス誘い受け>⑤ウツツ誘い受け>⑥ユルス誘い受け
GM
⑥ユルス誘い受け
ユルス
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 9[4,5]+2 > 11 > 成功
ユルス
いえ~い♡
GM
⑤ウツツ誘い受け(目標値11)
ウツツ
俺は成功者……俺は成功者!!
ウツツ
2d6+2>=11 (2D6+2>=11) > 10[4,6]+2 > 12 > 成功
ウツツ
ドヤ……
アルバトロス
待て待て待て待て
GM
④アルバトロス誘い受け(目標値12)
アルバトロス
12!???
ウツツ
ドヤヤ……
ユルス
やんややんや
アルバトロス
出ろ……出ろ……ッ!
アルバトロス
2d+2>=12 (2D6+2>=12) > 3[2,1]+2 > 5 > 失敗
ウツツ
ッシャア!!!!!!!
GM
失敗!
アルバトロス
普通に誘い受けなくても失敗なんだわ
GM
誘い受けの効果により情緒+1
[ アルバトロス ] ねこちゃん : 0 → 1
[ アルバトロス ] 情緒 : 0 → 1
GM
*一旦ロールタイム
ウツツ
「そういえば……、アルバトロスさん、暴力がお得意とのことですが」
アルバトロス
「ッス」
ウツツ
机の下に頭を下げる。
ウツツ
体を起こすと、そこには猫を抱えていた。
ウツツ
にゃーん
アルバトロス
「!!!!!!!!!!!!!!」
アルバトロス
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ユルス
「おや」
アルバトロス
顔からこれ以上ない感嘆符が漏れ出ている。
ユルス
「ねこちゃんですねえ」
ウツツ
「亡者戦の最中、猫に視線を奪われていたような気がしまして」
ウツツ
「例えば、これを盾にしても……、暴力を振るえますか?」
アルバトロス
「そのねこちゃん……イヤッ、ねこを一体どこで……」
ウツツ
ごろごろ
アルバトロス
「は、はぁ~~? そんなの、ねえ?」
ウツツ
胴体がびろーんと伸びている。
ウツツ
「なぁん」
アルバトロス
「小1の問題より簡単ッスよ~」
ユルス
あ~
アルバトロス
「オレに振るえない暴力なんてないッスよ」
ウツツ
すごい顔になっている。
ウツツ
「では、一発殴って頂いても?」
アルバトロス
拳を振り上げる。
ウツツ
ぷるにゃうん
アルバトロス
滑らかな軌道が、
アルバトロス
ねこちゃんの直前でカーブを描いてウツツの方に行く。
ウツツ
才覚ならではの素早さで猫ガード!
アルバトロス
その反射神経は救世主ならでは、か。
拳は即座に緩み、あごの下をたぷたぷと揉み始める。
ユルス
あ~……
ウツツ
ごろごろ
アルバトロス
「オラッ、くらえ!くらえ~っ! ねこたゃかわいいね~^ うりゃりゃりゃりゃ」
ウツツ
「んにゃうん、ごろぷにゃ」
アルバトロス
悪逆非道。
ウツツ
「…………暴力は……?」
アルバトロス
――という言葉のとおりに振る舞ってきたはずだった。
アルバトロス
男も女も子供も老人もみんな切り裂いて撃ち抜いて食って売り払って。
アルバトロス
しかし!
アルバトロス
唯一それができない生き物がいた。
アルバトロス
「あー」
アルバトロス
「それぞれに適した暴力があるんスよねー」
アルバトロス
「人には鉛玉!犬にも兎にもトカゲにも鳥にも鉛玉!」
アルバトロス
もしもねこちゃんがこの世にいなかったら……
アルバトロス
真っ当な"悪"でいられたろう。
アルバトロス
優等生でいられただろうに。
ウツツ
ウツツの手を逃れ、テーブルの上でお腹を出す。撫でろポーズ。
アルバトロス
「おほ~~~~~」
アルバトロス
「ねこたゃ~~~」
ウツツ
「……………」
ウツツ
すごい顔………
アルバトロス
それは間違いなく"疵"であった。
アルバトロス
この場で偶然見つけた、しかし致命的な疵!
ユルス
「ははは。まあ、まあ」
ユルス
「ねこちゃんなんて、救世主の力で殴られては。
 ひとたまりもありませんからねえ」
アルバトロス
かつて古代エジプト人に対してそうしてきたように、猫を盾にしたら?
その猟奇を振るいきることはできるのか?
ユルス
「お優しいじゃありませんか」
アルバトロス
「グッ……」
ウツツ
「まぁ、即死でしょうね」
アルバトロス
優しい。それは追い撃ちの言葉。
アルバトロス
侮辱……屈辱……
GM
~処理の続き~
GM
3⃣ウツツ誘い受け(目標値7)
ウツツ
フ~~~……
ウツツ
2d6+2>=7 俺は成功者!! (2D6+2>=7) > 9[3,6]+2 > 11 > 成功
アルバトロス
なんで!?
アルバトロス
なんでそんな出目高いんスか!?
ウツツ
ドヤヤ……
ウツツ
成功者なので……
GM
2⃣アルバトロス誘い受け(目標値11)
アルバトロス
2d+2>=11 (2D6+2>=11) > 7[4,3]+2 > 9 > 失敗
アルバトロス
でないよお!!!!
ウツツ
ッシャアッ!!!!
GM
誘い受けの効果により情緒+1
[ アルバトロス ] 悪 : 0 → 1
[ アルバトロス ] 情緒 : 1 → 2
GM
*一旦ロールタイム
アルバトロス
老若男女 いざ犯せ(殺せ)←コーラス(売り払え)←コーラス
さあ征かん 我ら道なき 泥亜腑露学園
アルバトロス
頭の中でうろ覚えの校歌が響く。
ウツツ
「てっきり極悪非道な方だと思っていましたが」
ウツツ
「猫は愛せるんですね」
アルバトロス
愛。
アルバトロス
愛というと大体の奴は苦しい顔をする。
アルバトロス
オレはどうッスかね。
ウツツ
柔らかい猫の毛を撫でる。 猫は誰の手も構わずに受け入れた。
アルバトロス
苦しい顔、してるッスかね?
アルバトロス
「愛……なんて、ねえ……?」
ウツツ
「ねぇ?」
アルバトロス
カリスマ溢れる四天王クラスに及ばないのは。
アルバトロス
信天翁(しんてんおう)=四天王!
とかってギャグじみた命名で四天王到達を願われたのに、そうならずにここにきたのは。
アルバトロス
これのせいかもしれない。
ウツツ
「利益を伴わない愛なんて、弱点を作るだけです」
アルバトロス
オレが……
ウツツ
「家族や恋人みたいな分かりやすい弱点を作っては、成功できない」
アルバトロス
ねこちゃんを大好きだから……
ウツツ
猫は黄金の瞳でアルバトロスを見上げた。
アルバトロス
ああ!
アルバトロス
なんて……苦しいんだ……
アルバトロス
あいくるしい……
GM
~処理再開~
GM
①ウツツアピール
ウツツ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 4[1,3]+2 > 6 > 失敗
GM
アピールの効果で情緒+1
[ ウツツ ] 成功者 : 0 → 1
GM
*ロールタイム
ウツツ
薄い笑みを浮かべて、アルバトロスの表情を眺める。
アルバトロス
ヨーシヨシヨシヨシヨシシシシシシシ
ウツツ
ごろごろんにゃにゃ
ウツツ
裁判中のアルバトロスは、悪鬼羅刹と呼んで差し支えない存在だった。
アルバトロス
溜めて殺した。貫いて殺した。捌いて殺した。
一切の容赦のない。純粋な猟奇性。
アルバトロス
頂点には届かずとも、間違いなく"成功"していた者の動き。
ウツツ
強く、恐ろしく、容赦がない。 好戦的な救世主は多々いるものの、末裔をめちゃくちゃに巻き込んで殺すその戦い方は恐ろしいものだった。
ウツツ
それが、たかが猫一匹でこれだ。
ウツツ
強大な存在を自分の観察力で屈服させたような錯覚と、同時に、底冷えのする怖気。
ウツツ
成功者は、こうも簡単に失落する。
ウツツ
愛なんて、手に入れたくなくても転がってくるものなのに。
ウツツ
猫を撫でる手を見ながら、ため息。
アルバトロス
あの日捨てられたねこちゃんに餌をあげていなければ、優秀なままだった。
アルバトロス
堕落の国まで転落することもなかったかもしれない。
ウツツ
人数分のティーカップが乗せられたテーブルの隙間に収まるような小さな命。こんなものに自分のものを差し出す必要なんてないはずなのに。
ウツツ
いつか自分に訪れるかもしれない破滅の予感に、小さく身震いした。
[ ウツツ ] 情緒 : 0 → 1
GM
*第1ラウンド ユルス
ユルス
「……」
ユルス
アルバトロスを眺める、ウツツの横顔を窺い見る。
ユルス
例に漏れず、狡猾な救世主だろうと思っていた。
ユルス
無策に、敢えて不利な状況を作るような人物ではないだろうと。
ユルス
しかし、まあ。
ユルス
早計であったと、或いはそうでなかったと。
ユルス
彼の様子を見る限り、決めるのはまだ早い気がした。
ユルス
*パス
GM
*第1ラウンド アルバトロス
アルバトロス
「……まっ」
アルバトロス
「撃てねッスよ!」
両手をあげる。
アルバトロス
左手はUZIを持ったままだ。
ウツツ
「…………」
アルバトロス
「だって、可愛いッスよ!」
アルバトロス
「人間も亡者も犬も鳥も兎も亀も、ぜーんぜん可愛くないッスけど」
アルバトロス
「ねこちゃんは可愛いからどーしても躊躇するッス」
ユルス
「お好きなんですねえ、ねこちゃん」
ユルス
のほほんと相槌する。
ウツツ
兎の耳の末裔も、ねずみの耳の末裔も撃ち殺していたのに。
アルバトロス
「うん、うん!」
アルバトロス
「だけど、だからこそッスよ?」
アルバトロス
「もしあの一瞬、オレが天才的な反射神経を発揮できず」
アルバトロス
「ねこちゃんの脳髄をぶち抜いていたら」
アルバトロス
「オレたぶん話し合いも放棄してこれをブチかましてたッス」
UZIでテーブルをどつく。
ウツツ
「それは、命拾いしましたね」
アルバトロス
「どれだけ金を積まれても」
アルバトロス
「どれだけアピられても」
アルバトロス
「ねこちゃんのほうが大事ッスね!」
ウツツ
こんな、ろくに意思疎通もできないような生き物に。
ウツツ
どうしてここまで、愛を向けるのか。
ウツツ
猫はごろりと寝返りをうち、三人を見上げた。
アルバトロス
賢しい者がうまく扱えば、その愛で翻弄し、この男を奴隷にできるだろう。
アルバトロス
しかし、一歩間違えれば。
愛は誰にも止められない武器となる。
アルバトロス
何よりも重い。
アルバトロス
*c8 アピール ユルス
ユルス
*h7 誘い受け
ユルス
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 9[3,6]+2 > 11 > 成功
アルバトロス
どうして♥ どうして♥
ユルス
どうしてかな♡
ウツツ
さっきから出目なに?
アルバトロス
2d+2>=11 (2D6+2>=11) > 6[3,3]+2 > 8 > 失敗
GM
ハプニング!
アルバトロス
1d 出ろ……出ろ!!!!!!!! (1D6) > 3
GM
3 なんだか気持ちが昂ぶってきた。自身の情緒+1。
アルバトロス
アルバトロス
ふと、アルバトロスの手に異変が生じる。
アルバトロス
左手に持っていたUZIが
アルバトロス
腕と一体化しつつある。
アルバトロス
それでいて、顔は、
アルバトロス
「ねえ、ねこちゃん~?」
アルバトロス
綻んだまま、ねこちゃんに向けられている。
アルバトロス
きっとどれだけ説いても無駄だろう。
この猫は愛によって守られている。
ウツツ
「……!」
ユルス
「あ~……」
ウツツ
テーブルの上の小さくやわらかい生き物は、人間の腕の変化に注意を払わない。
ユルス
これは不味い気がする。
ウツツ
撫でやすいように、腹を見せる。
アルバトロス
腕だけではなく、肩の骨も醜く膨れ上がり。
肉を突き破ってUZIの先端が顔を出す。
アルバトロス
それでも右手だけは人の手のまま、ねこちゃんの腹を撫でる。
アルバトロス
99%の悪と、1%の愛でできた怪物が姿を現し始めている。
ウツツ
黒猫は、撫でられて喉を鳴らす。
アルバトロス
しかしその1%が、疵を抱えた者らによっては何よりも恐ろしく見えるだろう。
ユルス
今まさに、それは異形に変じている。
ユルス
その、1%の、微かばかりの愛故に。
ウツツ
「どうして、そうまでして……」
ウツツ
「そんなもの、ただの……」
アルバトロス
「……」
ウツツ
ただの、なんて、他人から言えるものはいくらでもある。
ウツツ
それが、ただの、でなくなるものが。
アルバトロス
「あんたらもいずれ分かるッスよ」
ユルス
微かで、けれど。何物にも、代えがたい。
アルバトロス
いずれ分かる。いずれ呪われる。
[ アルバトロス ] 情緒 : 2 → 3
[ アルバトロス ] 悪 : 1 → 2
ユルス
愛を知った救世主の末路。
ユルス
愛をなによりのモノと貴んだ者の末路。
ユルス
……愛が何になる。
ユルス
その愛がもたらしたのは、何だった。
アルバトロス
愛で世界が救われるなら、こんな姿にはならないはずだ。
神がこの世におられるのなら、こんな姿には。
ユルス
底冷えするような心持ちで、アルバトロスを見つめている。
ユルス
そう。
ユルス
愛という極めて曖昧なもの。神という不確かなもの。
アルバトロス
こんな姿には。
ユルス
そんな、形にならないもので。
ユルス
幸せにはなれない。
GM
愛も、悪も、どちらも心で出来ている。
GM
愛が神より与えられしもので、
GM
愛する事が悪ならば。
GM
神が人を愛するのは神による悪徳か?
GM
神も犯す罪ならば、それを免罪するのは何者か。
ユルス
愛の救世主は、概してしぶとい。
ユルス
この救世主は疲弊しても尚。僅かに余力を残していた。
アルバトロス
愛を持たぬ救世主は儚く。
また、ひとさじの愛によって滅ぶ。
ユルス
形ばかり祈るように、手を組み合わせる。
ユルス
救世主の疵の力。癒しの力。
ユルス
それが、弱った救世主/亡者にまとわる。
アルバトロス
唯一まともな右の手が伸びる。
GM
人殺しが祈っている。
GM
人殺しが祈られている。
ユルス
どうして人の身で、その罪を減じることができようか。
ユルス
過ぎた愛の力が、人殺しを縊り殺さんとする。
アルバトロス
アルバトロスの世界では、殺戮こそ是。
殺せないことこそが、罪だった。
アルバトロス
過ぎた愛が、人だったものを締め付ける。
アルバトロス
手を伸ばす。
ユルス
愛は劇薬。
アルバトロス
転落のきっかけは、まだテーブルの上に転がったまま。
ユルス
愛は、人を容易に狂わせる。
ユルス
「…………」
ウツツ
顔を上げた黒猫は、自分を撫でようとする亡者を見た。
ウツツ
その手から逃れるように、テーブルの上から走り去る。
アルバトロス
届かない。
届かない。
アルバトロス
愛で狂い、転がり落ちた。
恐ろしい亡者は、愛しい生き物にも逃げられる。
ユルス
「――ウツツさん」
ユルス
十分だった。
ユルス
弱り果てた救世主、或いは、亡者。
ユルス
それを殺すには、一人の力で十分に事足りた。
ウツツ
聖職者の、緑の瞳を見る。
ユルス
瞳で語る。
ユルス
――お願いします。
ユルス
その力で、首を締めあげて、拘束をして、それでいて尚。
ウツツ
「そうですね」
ウツツ
「愛を抱えて狂う前に、人として殺したほうがいい」
ウツツ
猫よりも小さなナイフを構える。 大怪我をさせるほどの殺傷力はないが、これで十分。
ウツツ
軽く滑るように駆け、小さな刃が心臓を貫く。
アルバトロス
声をあげることはなかった。
伸ばしていた手が力をなくす。
GM
誰か1人を犠牲にするための話し合いで、間違いなく1人が犠牲になった。
GM
それは紛れもなく成功。
ウツツ
貫いたそれには、生きている柔らかさがあった。
ウツツ
生きている温かさがあった。
GM
今感じるそれこそが、つまりは成功の手触り。
アルバトロス
殺した。
ユルス
どうして、その罪を減じることができようか。
ウツツ
そこには血の通った愛があった。
ウツツ
──どんなに成功しても、愛を知らないままの人生は寂しいものよ。
ウツツ
誰かが言った、そんな言葉を思い出した。
GM
生き延びた。
GM
つまりは殺した。
GM
それは同じこと。
GM
”それ”は、猫を殺さなかった。
GM
つまりは愛した。
GM
それも同じこと。
GM
殺された者は、愛されなかった。
GM
つまりはそういうこと。
GM
3人いて、1人選んで。2人が残った。
GM
この後に2人はこの村を後にし、また旅を続けるだろう。
GM
罪を共に分かち合い、生きる事だろう。
GM
少なくとも
GM
30日の間は。
GM