「……? ……!!」
                    
                    拘束具をつけられた人魚の女性。
                    声を出すことができないため、筆談で意思疎通を図る。
                    臆病でよくおろおろしているが、礼儀正しい。記憶喪失。
                    
                    元は人間の女性。
                    人魚に心奪われた婚約者の気を引くため、
海の魔女との取引で人魚のひれと声を手に入れた。
                    破恋の後、人魚の歌声によって婚約者と元人魚を海に沈めてしまう。
                    拘束は、罪人として声を封じるための魔具。
                    
 
                


                
                    「パパはきっと褒めてくれます」
                    
                    磁器人形の少女。パパを慕っている。
                    黒い影のような存在を複数従えており、家族として扱っている。
                    
                    亡き娘の模造品として作られており、少女も知らない数体の『姉』がいる。
                    そのどれもはすでに破棄されている。少女も例外ではない。
                    
 
                


                
                    「ハルは、ハルだよ」
                    
                    花弁の竜が、人間の少女の姿を象った姿。
                    人間のことを好ましく思っており、交流したいと考えている。
                    人としての常識がなく、抜けたところがある。
                    
 
                

                「♪!」
                    
                   ホイップクリームの妖精。種族的な総称。
                   カップの中に入ってホイップクリームの代わりになったりする。
                   使用して短くなった髪はしばらく休むと元通りになる。
                    
 
                




                「(にこにこと手を振った。)」
                    
                    人間の肉体を用いて作られた魔導人形。要所に継ぎ目がある。
                    情緒がほとんど発達しておらず、主人に従順。
                    
 
                

                
                    「わた、わたし、おなか、すかないから、えっと、あげるね……」
                    
                    獣の耳がついた少女。
                    研究所育ちで、被験体として扱われていた。異常に体が丈夫。
                    獣の耳は実験の過程で縫い付けられた。
                    簡単な言葉しか話せず、よくどもる。
                    
 
                





                ゲーム内に存在する少女のアバター。
                    心配性でおとなしい。他人の目が気になる。
                    巨大な体の種族を選んでしまったばかりに後悔している。
                    武器はハルバード。
                    
                    現実で行方不明の友人「栗花落」を模し、その痕跡を探していた。
                    実態として、誘拐犯に監禁されている。
                    栗花落本人は明るく快活で、無鉄砲な性格。
                    
 
                



                「や~! いつもの顔になりましたね~コウハイ!」
                    
                    ワンダーランドで働く双子。
                    胸から下がくっついている結合双生児。
                    ホラーなコースターで案内を担当している。
                    ひょうきんで人を食ったような話し方をする。言葉遊びが好き。
                    
                    すでに亡くなっている「河上マオ/レオ」のバケノカワに、
カイブツ「妙ちきりんな双子」が収まった姿。
                   
 
                

                「アンタを殺すことになったら、一晩くらいは寝覚めが悪いだろうからな」
                    
                    影絵座のシノビ。
                    海外のスラム街出身で、娼婦の母親を持つ。
                    日本を訪れるまでは盗みを働きつつ食い繋いでいた。
                    プライドと理想が高く真面目。
                    
 
                


                「あれ~、みなさん低血圧なんですか~?」
                    
                    吸血鬼の女。得物は背丈以上のハンマー。
                    常命の者を小馬鹿にしたような態度を取る。
                    気位が高い。
                    
 
                




